メメントモリ いつ人生が終わりを迎えるかわからないからこそ

自己啓発 Self-improvement

どんな自分でありたいか

はじめに

先日、長男が高熱を出して少し回復した時、

こんなやり取りがありました。

 

長男「一人暮らしでこうなったら死ぬかも知れない。」

私「人はそう簡単に死なないよ。」

長男「実際、コロナで死んでる人たくさんいるよ。」

 

その時に思い出したことがありました。

まだ本調子ではない長男にいろいろ話すのは

適切ではないと思ったので言わなかったけれど…。

 

いつ死ぬかわからないから

今を後悔のないように生きる

 

 

何年も前にひすいこうたろうさんの

「あした死ぬかもよ?」という本を読んでから

「明日死ぬかも知れなかったら、今どうするか?」を

常々考えるようになりました。

 

そこで出た私の答えのひとつは、

「子供に“嫌な母”という印象を持たれたまま

死ぬのは嫌だ」ということでした。

 

だったら日々どんな言動をしたいか、

取るべき言動が見えてきました。

 

何が言いたいかというと、

「不安に焦点を当てるのではなく、

“今”に焦点を当てる」ということ。

 

今、この瞬間を悔いのないように生きていたら、

もうすぐ人生が最後を迎えるとしても

「よくやった。自分の人生、なかなかだった。」って

思える気がするのです。

 

 

メメント・モリ

様々な自己啓発本を読む中でこの言葉に出逢いました。

 

「メメント・モリ」

自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな。

死を想え。

という意味を持つラテン語の言葉です。

 

死を意識することで今を大切に生きよう、

というメッセージが込められています。

 

 

人生の大きな決断の時

人生には転職や結婚、大きな買い物など

重要な決断と選択を迫られる場面があります。

 

その時にまたこの問いを思い出すと、

答えが見えてくるかも知れません。

 

「あした死ぬかもよ?」

 

明日だと決断しないままでも過ぎ去ってしまいそうですが…💦

 

「1年後の自分はどうなっていたいだろう?」

「やりたいのにやらないままでいいのか?」

「周りを気にして我慢していないか?」…etc.

 

一度きりの自分の人生です。

「自分はどうしたいのか」

「どうありたいのか」

それに従って決めたら、

後悔はないんじゃないかと思います。

 

 

さいごに

日々の出来事や会話から、

大切なことを思い出す瞬間があります。

起きてほしくない出来事・感じたくない感情の中に

その“大切なこと”を思い出すきっかけがあることに

最近よく気付かされます。

嫉妬:ネガティブな感情が教えてくれたこと
先日、心から人をうらやましいと思う出来事ことがあり、気持ちが揺さぶられました。手に入らないものなのに嫉妬している自分に気付き、その感情から離れようとしましたがうまくいきませんでした。ならば!とじっくり自分の感情について考えた末、嫉妬を感じる前よりも豊かな気持ちに変化し、自分でも驚きました。嫉妬からの気付きについてまとめました。

ネガティブな感情に向き合い、意味を掘り下げると

自分の本当の願いに気付けました。

 

「死」はネガティブなこととして捉えられがちですが、

必ずいつか死ぬのだから、

どう生きるか?どう生きたいのかを考えることは

人生を豊かなものにしてくれます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。