「ゲシュタルトの祈り」

Mental Health

あなたはあなた、私は私。

はじめに

 

人間関係で悩んでいる時「ゲシュタルトの祈り」を知り、

心がとても楽になりました。

 

たとえ相手が親・子・パートナー・親しい人…誰であっても

この「祈り」のように、

相手と自分のことを分離して考えられたら

悩みが減らせると思います。

 

人間関係でお悩みの方にぜひ読んでいただきたいと思い、

ご紹介いたします。

 

 

「ゲシュタルトの祈り」とは

 

「ゲシュタルトの祈り」とは、

ドイツの心理学者フレデリック・S・パールズが

開発した心理療法、

「ゲシュタルト療法」で使われる「祈り」の言葉です。

私は私のことをする。
あなたはあなたのことをする。

 

私はあなたの期待に添うために、
この世に生きているのではない。

 

あなたも私の期待に添うために、
この世に生きているのではない。

 

あなたはあなた、私は私。

 

もし、たまたま私たちが出会うことができれば、
それはすばらしい。

 

もし、出会うことがなくても、
それはしかたないこと。

 

フリッツ・パールズ

 

 

 

I do my thing, and you do your thing.

I am not in this world to live up to your expectations.

And you are not in this world to live up to mine.

You are you and I am I.

And if by chance we find each other, it’s beautiful.

If not, it can’t be helped.

Frederik S. Perls,M.D

 

 

 

「ゲシュタルト療法」とは

 

「今、この時」の気付きに焦点を当て、

過去に囚われず、未来を恐れず

自分らしく生きられるようにするための心理療法です。

 

ゲシュタルト療法の開発者によると、心の問題は

過去の問題を今に持ち続けていること

原因があると考えられています。

 

 

さいごに

 

悩みの多くは自分の思いと相手の思いや行動が異なる時、

どうしてこうしてくれないんだろう、

こうしてくれたらいいのにと

思うことで発生しています。

 

ゲシュタルトの祈りは、このような

本来コントロール出来ないこと

思い出させてくれます。

 

分かり合えたら良いけど、そうでなくてもしかたない、と

平穏な心を取り戻すのに役立つと言葉だと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。

 

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