アサーション・対人関係を良好にするコミュニケーションスキル

Mental Health

相手のことも自分のことも尊重する会話術

はじめに

 

 

人の全ての悩みは対人関係

 

「嫌われる勇気」で有名な心理学者アドラーは

こう言ったそうです。

お金や健康の悩みなどもあると思うので、

全ての悩みが対人関係ではないかもしれませんが、

対人関係が悩みの大部分を占めている、

と多くの方が感じているのではないでしょうか。

 

「言いたい事があるけど言いづらい」

「言わないほうが相手のためかも」と

自分の意見を我慢している関係はストレスの元です。

 

そこで今回は、対人関係を良好にするコミュニケーションスキル、

アサーションについて取り上げてみたいと思います。

 

アサーションとは

自分の意見を適切に伝え、

対人関係を円滑にするためのコミュニケーションスキル。

相手を不快にさせず、

自分も我慢しないで言いたいことを言えるようになる方法。

assertion=主張

 

アサーションの効果

  • 言いたいことが言えないストレスが減る
  • 相手が言うことの理解がしやすくなる
  • 連絡ミスの軽減
  • 職場では仕事が円滑になる
  • 家庭円満
  • 相手と自分が尊重し合える
  • 良好な人間関係が築ける
  • コミュニケーション不足の解消

 

 

自己表現の3つのタイプ

自分の意見を伝える時、3つの表現タイプがあります。

 

1、アグレッシブタイプ(攻撃的)

自分の意見を主張できるが、相手の意見への配慮が不足。

上司から部下、親から子への発言で現れやすいタイプです。

 

 

2、ノン・アサーティブタイプ(非主張)

相手の意見を優先し、自分の意見を言わないタイプ。

従順なようで信頼されず、

不誠実にみられてしまう場合すらあるようです。

 

協調性が裏目にでる上、

言いたいことが言えずストレスを抱え込んでしまいます。

アサーティブ(assertive)=自己主張すること

 

 

3、アサーティブタイプ(バランス型)

素直に自分の意見を伝え、

相手の意見も素直に聞き入れることができるタイプ。

自分と相手、どちらも受容できる状態。

相手から信頼され、自分で自分のことも信頼でき、

良好な人間関係が築けます。

アサーションで目指すのはこのタイプです。

 

アサーティブな話し方

・主語を私にする

主語を「あなた」にして反対意見を伝えると、

否定的に捉えられやすくなります。

「私はこう思います」

「私はこうしてもらえると助かります」と

「私」を主語にして、自分の意見を伝えるようにします。

 

「〇〇さんがこう言っていた」とか

「みんなはこう言っていた」など、

「私」以外を主語にするとトラブルに発展しやすいのは

想像がつくと思います。

 

意見を言う時に

遠回しな言い方をせず、率直に伝えるのが

気持ちの良いコミュニケーションにつながります。

・相手を思いやる言葉選び

自分が言われたくない言葉は言わないように

心掛けましょう。

 

身近な人に対して、つい心無い一言を言ってしまって、

口論になったり、あとで後悔した経験は

誰にでもあるのではないでしょうか。

 

親しい間柄なら失言も水に流せるかもしれませんが、

なるべくなら傷つけ合いたくないですよね。

 

自分が言われたい言葉、相手を尊重した発言をすることで

良い関係が保てると思います。

 

 

アサーティブな振る舞い

話し方、話す言葉以外にも、人は態度・声・表情からも

気持ちを読み取っています。

 

自分がされて気分が良い振る舞いを、自らすることが大事です。

 

相手にして欲しいことはまず自分からする、

そして見返りは期待しないようにしましょう。

 

相手がしてくれなくても、

自分は自分のありたい姿でいることで

自分を誇れると思いますよ。

 

 

目指す主張スキル

・優しい頼み方

「私はこうしてもらえると助かるんだけど、どうかな?」と

自分の気持ちを率直に伝え、相手の気持ちも聞く。

 

「やってもらえないと困る」と言うような

相手のエネルギーを奪うような言い方、

やる気を削ぐような言い方をしない。

 

「困る」を伝えたい時は「なぜ困るのか」

「どうしてくれると助かるのか」を

明確にすることで、相手も理解しやすくなります。

 

 

・上手な断り方

相手の頼み事を一旦最後まで聞いた上で、

断る必要があるなら遠慮せずに断る。

 

代替案があれば伝える。

(他の日なら大丈夫とか、他の条件なら出来る、等)

 

「残念なんですが…」や

「お気持ちは大変ありがたいのですが…」と言った後に断ると

“理由を言わなくても”

相手が了承してくれる場合もあります。

 

むしろあれこれ理由を言うと、その理由を解消する方法を

相手が考え始めたりして、余計複雑になります。

 

理由を述べないとダメだと言う概念は、

疑ってみても良いかもしれませんよ。

まずはシンプルに、正直に伝えてみましょう。

 

 

・自分を大切にした断り方

相手の要求にばかり応じることは、

余裕でできる事なら問題ないですが、

自分に無理をさせているのであればやめたほうが良いです。

 

お互いのためによくありません。

 

受け入れ、こなしているなら

もっと要求してもOKと思う人もいます。

 

自分を大切にすることは、

相手を大切にすることでもあります。

(相手を傲慢なモンスターやエナジーバンパイアに育てない為)

 

エナジーバンパイアに関する記事です。
これに悩まされている方も少なくないのでは…?
私もよく出くわして困っていました…💦 外部リンクです↓
【現代の恐怖!?】エナジーバンパイアの特徴と対策・撃退法 - takara ・ tarot
皆さん、エナジーバンパイアって知ってますか??エナジーバンパイアとは、やたらと頼ってきたり、相談してきたり・依存してきたりする人のことを言います。   一緒にいるとな ...

 

自分をまず大事にしましょう。

無条件の愛とは? 無条件の愛で まずは自分を満たすことが何よりも大事
無条件の愛とは?そもそも愛とは?生きやすくなるために一番大切なこと、自分をまず愛することが必要な理由について解説しています。生きづらさを感じているすべての方々へ、読んでいただけたら幸いです。

 

 

さいごに

相手に何かを伝える時、

頭の中で考えすぎて余計複雑な伝え方になったり、

逆に思いついた事をすぐ口に出してしまって後悔する、等

日常によくあることだと思います。

 

そのようなコミュニケーションにより、

関係が悪化してしまうのを防ぐのにアサーションは有効です。

 

 

私自身、少し我慢すれば済むと自分の気持ちを抑え続け、

「もうこれは言わないと!」

というところまでため込んでしまい、

余計に言いづらくなってしまったことが

過去によくありました。

 

相手からしてみれば、きっと

「そんなにため込んでから言わないで早く言ってよ。」

と思いますよね…。

 

我慢はお互いのために良くないと学びました。

 

コミュニケーションをよりよくするために、

アサーションテクニック、ぜひ取り入れてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。

 

 

多くの人が “自分を愛して”
自分の生きたい人生を生きられるよう
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