嫉妬:ネガティブな感情が教えてくれたこと

Mental Health

本当に欲しいものは「幸せな感情」

はじめに

物欲も承認欲も昔に比べてかなりなくなった私ですが、

先日とても人をうらやましいと感じる出来事に

遭遇しました。嫉妬ですね…。

 

嫉妬するなんて嫌だ😣と少し前の自分だったら

感情に蓋をして無かったことにしていたと思います。

 

しかしそのことがなかなか頭から離れないので、

「それならば!じっくり考えてみよう」と

しっかり向き合ってみることにしました。

 

向き合うことで分かったこと、

現状は何も変わっていないのに、嫉妬を感じる前よりも

今の自分の状況をありがたく思えるように変化したことを

書いておこうと思います。

 

 

嫉妬とは

他者が持っている何かを自分も持ちたいという感情です。

それは自分自身の不満や欲求不満から

生じることがあります。

 

 

嫉妬の要因

他者の成功・才能・外見・人間関係・財産など

さまざまな要因によって引き起こされることがあります。

 

他人と比較して自分が劣っていると感じることが

嫉妬の要因となる場合もあります。

 

 

嫉妬の影響

嫉妬は精神的な不安や自尊心の低下を

引き起こすことがあります。

 

他人に対して敵対心を抱いたり、

嫌悪感を抱くこともあります。

また、嫉妬が長期間続くと、人間関係や自己評価に

悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

嫉妬の対処法

・自己認識

自分自身の長所や成功にフォーカスし、

他人との比較ではなく自己成長に集中することが重要です。

 

・共感と喜び

相手の成功や幸福を祝福することで、

嫉妬の感情を和らげることができます。

相手の立場や努力を理解し、共感することが大切です。

 

とはいえ素直に喜べないのも事実かもしれません。

そんな時は「どうして喜べないのか」まで深掘りし、

自分の望みは何なのか、それを明確にすることで

フォーカスを他人から自分へ向けることが出来ます。

 

・自己価値の確認

他人と比較するのではなく、

自己価値を内面的な基準で評価することが重要です。

自分自身が望む目標に向かって進むことに集中しましょう。

他人と自分を比べない 比べることの害 自分のことに集中する
他人と自分をつい比較して、すぐ落ち込んでしまうという方は少なくないと思います。しかし人と比べて気分が悪くなることには何のメリットもありません。うらやましいと思うことが目標やモチベーションになるのなら良いですが、逆に辛くなってしまうようなら比べるのをやめましょう。

 

 

嫉妬の良い側面

適度な嫉妬は自己成長や努力の動機となる場合もあります

他人の成功や幸福を見て、

自分も同様の結果を得るために努力することができます。

 

適度な嫉妬は向上心を刺激し、

成果を上げる原動力となることもあります。

 

 

嫉妬の感情から得たもの

嫉妬の先にあるもの・本当に欲しいものは

うらましいと感じた対象は

本当に手に入れたいものなのだろうか?

 

本当に手に入れたいものは、それを手に入れた後の

「嬉しい」「幸せ」という

「感情」の方ではないだろうか?

 

それならば

手に入らないとわかっているものを欲しがるより

今あるもの、今幸せを感じられるものに

目を向けるほうがいい

 

嫉妬の感情としっかり向き合った結果、

このようなことを感じました。

 

嫉妬の対象を手に入れなくたって、

今ある幸せを感じたら、

それは必ずしも手に入れる必要がないことに気付きました。

 

だったら必死に頑張らなくても今のままで十分、

と肩の力が抜け、安堵感に変わりました。

 

 

さいごに

嫉妬の感情を、

まさか幸せな気持ちや安堵感に変換できるとは

思ってもいなかったので、自分でも驚きました。

 

ネガティブな感情と向き合うことは

気分が重くなったり心が苦しくなりますが、

それを受け入れて解釈し直すと、

思いもよらないギフトに変わるのだという

新たな発見でした。

 

きっと嫉妬の感情を抑え込もうとしたら、

何度もその感情は出てこようとして

私を苦しめたと思います。

 

向き合うと決めて、短時間で切り替えられたことが

良い結果につながりました。

 

嫉妬を長期に持ち続けたり、

自己評価を下げるような状況に陥る場合は、

心理的な問題となる可能性があるので注意が必要です。

 

「嫉妬するということは私は何を願っているんだろう」

と本当の思いに気付いて、早めに解消していくことが

大事だと感じました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。