昨夜のこと。
長男が高校で期末テストの返却があり、その報告をしてくれた。
長男はガリ勉である。
テストが終わっても「数学やってるんだぁ〜☺︎」って笑顔で言ってくるようなガリ勉である。
数学以外も、勉強し過ぎて成績が良い。
そのことを自慢したくて今書いているんじゃない。
良い成績でも「幸せを感じない」と言ったので、私はギョッとした。
久しぶりに動揺した。
中高生〜若い子達が「幸せってなんなんだろう」とか「生きる意味って…」とか言い出したら、ちょっと怖くなるのは私だけではないはずだ。
自分が過去、心の悩みだらけだったこともあり、性格が似ている長男が心のことで悩んでいると自分のことのように胸が苦しくなる。
私が心理学を学びたいのもそれが主な理由だ。
大事な人が心のことで悩んでいたら、寄り添って力になってあげたい。
それは過去の自分を癒しているようなものでもある。
長男は言葉を続けた。
「前回と同じくらいの点で安心はするけど、嬉しいとは思わなくなった。」
な、なるほど…。
本田晃一さんのYouTubeで、“幸せって安心・安全過ぎてじつは退屈なもの”と聞いたのを思い出した。
だから、日常の些細なことに感謝したり、幸せを感じられるようになると心穏やかに生きられるよ、みたいな内容だったと思う。
それにはものすごく共感していて、日々私はそれを実践している。
しかし、昨夜のこの場面で、それを言うのは何かしっくりこない感じがして、やめておいた。
そして今朝、ChatGPTに質問してみた。
的確な回答!!解かりやすい!!
“自己実現・充実感・愛情・感謝の心”が不足しているんだ、きっと。
愛情は足りてて欲しかったけど、もう17歳だったら、母からの愛だけでは足りないんだろうな…(泣)でもそれが正常だ。泣くな、私。
なるほど!
安心の状態が得られたら、人は次の成長が感じられたり、挑戦しないと退屈するってことかぁ〜。コンフォートゾーンを出ることって、ちょっと怖いから避けてしまいがちだけど、それをやらないと退屈で幸せを感じられなくなってしまうってことなんだなぁ!!
ものすごい納得!!
これなら長男の問いにしっくりくる。
今度また「幸せって…」とか言い出したら
「少し今より難しいことにチャレンジすると楽しくなるかもよ。」と伝えてみよう。
このことは私自身にもすごく当てはまった。
何か新しいことを始めたくなるのは、そうゆうことだったのか、と。
子育てからいつもいろんな気付きがある。
本当にありがたい。
だから私は“子供は神”だと思っている。
もうひとつ、めっちゃオーソドックスな質問もした。
そうそう!“じぶんにとって何が大切か”、それ!!
人それぞれ価値観や幸せだと感じることは違う。
生きていく中で変わっていくこともおかしくない。
だから人に「それ変だよ。」とか言い合わない社会になったら良いのにな、と思う。
みんな違ってみんないい、久しぶりにこの言葉も思い出した。
気付きの多い毎日。ありがとう。