自分いじめからの脱却
はじめに
みなさんは普段、心の中で自分自身のことを
どんなふうに考えていますか？
人間の心はネガティブなことを
多く考えるように出来ているため、
無意識で自己否定していることもよくあります。
友達や他人には優しい言葉を掛けてあげられるのに
自分には厳しくしてしまっていませんか？
今回は自己否定をやめて
気分良く生きるための方法についてまとめたいと思います。
自己否定・自分いじめとは
自分に対して否定的な言葉をかけてしまう
↓
自分の未来を変えていく力を自分で奪ってしまう
自分の可能性を自ら潰す
自分を一番守れるのは自分、助けられるのは自分なのに
自分を否定してしまっている人はかなり多いようです。
私も無意識にしてしまう時があるので、
気付いたら肯定的な言葉を自分に掛け直しています。
自分に厳しい人、完璧主義の人が
特に自己否定しやすいようです。
何かに挑戦するとき、
「自分には無理」
「上手くいかないかも」
「やる意味あるのか？」
「そろそろ現実考えないと」などの言葉が頭に浮かび、
やる前から、思い浮かんだ考えを否定してしまいがちです。
それでは前に進めなくなってしまいます…。
他者からのいじめの原因
他者からのいじめは
集団の中で大多数の平均的な性格から差がある人が
対象になってしまいやすい、とのこと。
具体的には外交的な人が多い中で
内向的な人がいるとその人がターゲットになり、
逆に内向的な人が多い中で外交的な人がいたら、
その人がターゲットになってしまうということです。
ですのでその場合は極力その環境に身を置かない、
その環境から抜け出る手段を
模索する必要があると思います。
我慢して合わない環境に馴染もうとするより、
自分に合う環境を積極的に探していきましょう。
ポジティブなセルフトークのメリット
・問題解決能力UP
・衝動性のコントロールができるようになる
・逆境に立ち向かう力がつく
・レジリエンス強化
・健康状態改善
・自分自身に希望が持てるようになる
・ものの見方が変わり、
自分の強み・良いところを探す癖がつく
・自分の能力に挑戦できるようになる
自分いじめは自分の工夫で消すことが可能。
自分で自分を否定しなければ、
新たな行動ができるようになります。
ちなみに強みは試していくことで見つかる、
強みがないと言っている人は大抵 試していない、
とメンタリストDaiGoさんは仰っています。
試そうとした時に「出来ないんじゃないか」という
ネガティブなセルフトークに否定されて
チャレンジ出来ない人が多いようです。
自己否定をやめて、ポジティブなセルフトークに
変えることが有効です。
自己否定をポジティブセルフトークに変える方法
今の状況を人生の物語のワンシーンと考える
自分の人生を、主人公である自分が学びながら
成長していく物語のように考えること、
今は辛い状況にいるけど、
そこから学びを経てこの後飛躍するストーリーなんだ、と
今は準備期間、物語のワンシーンなんだ、
と自分に言い聞かせてみる方法。
大変な状況下にいると、
いつそのトンネルを抜けられるのか分からない、
永遠にそれが続くかのような心境になりますよね。
しかし時間が解決してくれたり、
抜け出そうと行動を起こし、抜け出せたりするものです。
私は子供が産まれてから、なんて大変なんだ、
辛い…(T_T)と毎日思っていましたが、
小学校入学と同時に驚くほど楽になりました。
辛い時期は永遠ではない、そう自分に言い聞かせましょう。
問題の解決可能性を知る
長い歴史上、同じような悩みを乗り越えてきた人が
この世にはごまんといることを知る。
どうしたら解決できるか自分で考えなくても
その答えは、調べれば本やネットで簡単に手に入る時代です。
完璧に同じ状況は1つとしてありませんが、
似たような悩みの解決法を試してみる価値は十分にあります。
1つ試してダメだったら、
また他の方法を試してみれば良いのです。
自分自身を慈しむ
今までの人生で辛かった時とか、
試練や障害を乗り越えた時のことを振り返り、
自分は今まで数々の苦難を乗り越えて成長してきた、
と自分を慈しむ。
だからこれからもきっと乗り越えられる、
と自分に言い聞かせる。
短所を長所にリフレーミング
※リフレーミング…物事を違う視点で捉え直し、
解釈を変えてみること。
自己否定の反対は自己肯定・自己受容。
それには自分の良い部分も悪い部分も
受け入れられれば良いのですが、
悪いと認識している部分＝短所を
「それは本当に短所なのか？」と
「ポジティブに言い換えてみると？」と
考えてみることも有効です。
| 短所 | 長所 |
| 優柔不断 | 慎重・熟考できる・衝動的な行動をしない |
| 集中力がない | 思い立ったらすぐに行動できる |
NGなセルフトーク
①今の失敗、今の悪い状況が
ずっと続くんだと思ってしまうこと
②問題はもう解決できない、
問題の被害が拡大するかもしれない悲観すること
③自分を責める。こんなミスをしてしまったら
人生この先全部ダメだと考えること
このような考えに頭の中が支配されそうになったら、
・問題の解決可能性を知る
・自分自身を慈しむ
・短所を長所にリフレーミング
さいごに
自己否定は何も良い進歩を生み出しません。
否定するということは自分の嫌なところ、
ダメだと思うところに気付いて直したいんですよね。
しかし直すにも、否定したままでは
なかなか行動に移しづらいものです。
自分を肯定・受容することで、
改善のために必要なエネルギーが湧いてきます。
自己否定しそうになった時は、
ぜひ今回紹介した方法を思い出してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。
