過大な期待や野望を手放す
はじめに
何か目標に向かって頑張っているけど
なかなか成果が現れない時、
誰かと自分を比べて落ち込んでしまう時は
誰にでもありますよね。
そんな時に、受け入れられると
少し心が楽になる考え方を2つご紹介したいと思います。
自分は平凡な人間であることを受け入れる
「平凡だからすごいことなんて出来ない」ではなく、
「平凡だからこそ、もっと良くなりたい」
「平凡だからこそ、どうしたら良くなる?」と考える。
もっと良くなりたいと思って行動することで
成長し続けることが出来ます。
自分はすごい、なんでも出来る、と自信満々だったら
努力しない人になってしまうかもしれませんよね。
しかも自信に満ち溢れているのにも関わらず、
出来なかった場合、挫折感や落ち込みは、
より大きくなってしまう可能性があります。
自信がないから行動しない、では成長できませんが、
自信がなくても小さなことを積み重ねていったら
その積み重ねはいつか大きなものになっていきます。
楽観的に「出来る」と自分を信じることも大事ですが、
自分を過大評価しすぎると、落胆の原因にもなりうるので
自分自身をありのまま受け入れ、
出来ることから少しづつ取り組む姿勢を大事にしたいですね。
人生に多くを期待しない
一度きりの人生、夢を大きく持つことは素晴らしいです。
私も「自分の人生こんなもの」なんて諦めたくはないので、
夢と希望を持って日々を過ごしています。
しかし過度に期待しすぎたり多くを求めすぎてしまう場合、
現実と理想のギャップに苦しむことになってしまいます。
あれもこれもやりたい、
あんなこともこんなこともできるんじゃないか、
そう空想が広がるのは楽しいことですが、
たくさんのことをするよりも、
たったひとつの満足できることを
見つける方がはるかに価値がある
と聞いたことがあります。
たくさんのお金を手に入れようと、
あれこれやりたくないことをして手に入れた結果、
「気持ち的な部分」では一つの満足も得られない、
ということも少なからずあるようです。
家族のために、家族との時間を犠牲にして頑張っていた結果、
大切なものを見失ってしまうことも
割とあることではないでしょうか。
生活に必要なお金を稼がなくてはならない、
生活を回すためにはたくさんの家事も
やらなくてはならないのは事実ですが、
ふと立ち止まって、
「一番大事にしたいことは何なのか」について考えることも
必要なのではないかと思います。
さいごに
「自分は平凡な人間だということを受け入れる」
「人生に多くを期待しない」と聞くと、
一瞬がっかりしてしまいそうなフレーズですが、
心穏やかに着実に歩んでいくためには
役に立つ考え方です。
それらを受け入れた後にどう行動するかは
自分で選択することができます。
一旦心を楽にしてから、前に進むことを決めると、
力み過ぎたり焦ったりせずに
淡々と行動の継続が可能になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。