歳を取るほど幸福度が上がる人・下がる人
はじめに
サンディエゴ大学のとある研究で
人は歳を取るほど幸福度が上がっていく
という結果が出たそうです。
ただし、幸せになる中年期と不幸になる中年期
(アラフォー世代)に分かれるとのこと。
では、何がその分かれ道になるのか、みていきましょう。
若い頃と中年期の違い(良い面)
・ストレスマネジメントが上手くなる
自分のキャパシティがわかるようになり、
ストレス源と距離を上手く取ろうと心掛ける
・小さいことにこだわらなくなる
小さいことにこだわる意味がないことを経験で知り、
スルーする能力が身についている
・様々なことを受け入れられる
人間としての器が大きくなり、許せることの範囲も広がる
・知識がつき、経験が増えるので恐れが少ない
既知体験が増えるので落ち着いて物事に対処できる
失敗は挑戦した証と捉え、恐れなくなる
・感情のコントロールが上手くなる
アンガーマネージメントや
落ち込みへの対処が出来るようになっている
歳を重ねたからこその知識や経験を活かし、
常に自己成長していきたいですね。
不幸になるアラフォーの特徴
- 年齢を理由に諦める
- 外見の劣化を気に病むが改善しようとしない
- 昔は良かったと言うばかりで今の努力を放棄
- 若者の考えを理解しようとしない
- 新しい技術を取り入れない
- 身の丈に合わない野望を抱く
「年齢を理由に諦める」と「身の丈に合わない野望」は
一見矛盾しているようにも感じますが、
バランスと気の持ちようが大事なのだと思います。
個人的には身の丈に合わない野望を抱いて、
そこへ向かうプロセスを楽しめれば良いと思っています。
野望と現実の差で自分を卑下したり、落ち込まなければ
夢を追い続けることは良いことではないでしょうか。
人生の暗黒期?
一方で40代前半から50代半ばは
人生の暗黒期と言う情報もあります。
ドイツの2万3,000人を対象に行われた調査によると、
23歳から55歳までは幸福度が下がり続け、
55歳で幸福度が上がり始め、
69歳で人生の幸福度がMAXになるという
結果が出たそうです。
長期間、幸福度が低い状態なのは嫌ですね…
ではどうすればいいでしょうか?
上に挙げたの【不幸になるアラフォー】の
逆を目指せば良いわけです。
・年齢を理由に諦めない
→失敗しても良いから、
やりたいこと・やりたかったことをやってみる
私は若い頃メンタルが弱くて諦めた英会話を
40歳過ぎてから始めました。
初めはものすごく緊張しましたが、
「出来なくて当然、失敗して当たり前、
失敗から学ぶ」という考えで
取り組めるようになったのは、
年齢を重ねたからだと思います。
若い頃にやり残したことに再チャレンジするのは
とてもおすすめです!
・外見の劣化に前向きに取り組む
→加齢による逆らえない現象はさておき、
清潔感や自分のケアに気を配ってみる
・昔は良かったとばかり言わない
→過去は過去、今、目の前のことに一生懸命取り組む
・若者の考えを受けとめる
→理解出来なくても
「どうしてそう考えるのだろう?」と興味を持つ
自分の考えが実はもう古いのでは?と疑う心を持つ
・新しい技術を取り入れる
→新しいことを覚えたり使うことで脳が活性化
“分からないこと” を “分かること” に変える努力をする
・身の丈に合わない野望は抱かない
→大きすぎる目標を抱くと、
それと比較して出来ていない自分に落ち込んでしまう
目標は細分化し、今日できる小さなことに取り組んでみる
また、自分自身を見つめ、よく知り、
ありのままの自分を受け入れることが大事です。
それが心の平穏=幸せにつながります。
上の【若い頃と中年期の違い】に挙げた
- ストレスマネジメント
- 小さいことにこだわらない
- 様々なことを受け入れる
- 知識をつける、経験を活かす
- 感情のコントロール
これが上手に出来るようになることも幸せに生きる秘訣です。
さいごに
世の中には様々な調査・研究結果の情報がありますが、
ポジティブな情報を信じて、明るく気分良く、
前向きな心でいることが
幸せな毎日を生きられるコツだと思います。
年齢を重ねたことの良さに注目して
経験してきたことに誇りを持って生きましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。