受験の時に親が心がけると良いこと③

高校受験

肯定する、強要しない

はじめに

世の中、学歴が全てではない、

むしろ個性や独自性、

専門的なスキルが重要視されている昨今。

 

しかし机上の勉強だけでなく、

様々な知識を身につけることは、

生涯、人生を豊かなものにしてくれます。

 

学ぶことは楽しいという感覚を

学生時代に身をもって体感することが

その後の人生での

知識欲や行動意欲につながると思います。

 

受験勉強で培った “努力のプロセス” は

決して無駄にならない

 

そう、息子の受験を通して感じました。

 

 

では、お子様が受験勉強に励む期間に

親が出来ることは何でしょうか。

 

勉強したくなるにはどうしたら良いでしょうか?

 

 

息子と自分との経験を通し、良かったと思うことを

役に立ったことを書き留めていきたいと思います。

ちなみに、難関高校へ進学して欲しいという思いは
全く持っていませんでした。
ただ機嫌よくいること(引き寄せの法則)を心がけていた結果、
本人が自ら勉強するようになり
自然と良い方向へ進みました。
もちろん、本人の努力が
合格への一番大きな要因であったことも踏まえて
この記事を書きます。

 

 

肯定する

受験に対する緊迫感や焦り、

初めてのことに対する不安から、いつも以上に

子供も親もナーバスになってしまいますよね。

 

親からの否定的な言葉や、圧を感じる言葉には

子供が反応しやすくなっていると思います。

 

ですので、できる限り肯定することを推奨します。

 

親にとって

「こうしてもらった方が安心だから」とか

「こうするのが常識、一般的、普通」

というようなことは一旦横に置いておいて、

 

目の前の子供が

どうしてこの行動をするのか

どうしてこの発言をするのか

 

冷静に客観的に感じ取ってあげて欲しいと思います。

 

親と違う考えを持っているのが普通です。

否定しないであげてください。

 

否定してくる相手の言うことを

素直に聞き入れようとは思いませんよね?

 

否定されたら “反発” という反応が返ってきます。

否定する相手の話はますます受け入れなくなります

 

「肯定する」ことは子供にとっても、

親にとってもメリットがあるのです。

※犯罪は除外

 

否定的な意見に考えを巡らせたり、

複雑な心情に捉われる時間を

親が作ってしまっては本末転倒です。

 

私の話で恐縮ですが、自分の思い・考え・提案は伝えつつ、

本人の考えに対しては「全肯定」を心掛けていました。

 

 

強要しない

強要しなかったらいつまでもやらない

という声が聞こえてきそうですが…。

 

「勉強しなさい」と言われて気分よく勉強出来る子は

おそらくいないですよね。

「いつ勉強するの?」「大丈夫なの?」

という言葉がけも同じようなものです。

 

信頼されていない

支配しようとしている

 

と受け取ってしまうかもしれません。

 

強要されて嫌々やったことは身につくでしょうか。

 

嫌々やった

勉強なんてしたくない

 

という記憶に残るだけではないでしょうか。

 

少し遠回りでも、強要せずに、

学びたくなるようなお膳立てをするのが

本当の意味で、将来の子供のためになると思います。

 

 

「学びたくなるために親が心掛けると良いこと」は

①と②の記事に書いています。

受験の時に親が心がけると良いこと①
子供が受験勉強に励む期間、子供も親もナーバスになりがちです。しかしメンタルを整えたり、子供との良好な接し方を意識して過ごした結果、非常に良い効果がありました。息子と自分の経験を通して役に立った思考などをシェアしたいと思います。

 

勉強をする意味、
学びは人生を生きやすくすることにもつながる、
について解説したページはこちら↓
勉強は良く生きることの土台となる ニーチェ
「なぜ勉強しないといけないのか」「これが将来の役に立つのか」と疑問や不満を持つことがあると思います。私たち大人も通ってきた道ではないでしょうか。そのような疑問を投げかけられた時、明確に答えられるでしょうか。哲学者ニーチェがそれに対し、回答となる文章を残してくれています。

 

 

自分が相手の立場だったらどう言われたいか

どう接して欲しいか

どんなことを言われたらやる気がダウンするか

アップするのか

 

 

“この子の一番の良き理解者でありたい” と思えば、

取るべき言動が見えてくると思います。

 

 

さいごに

ちょっとハードルの高い、

耳(目?)の痛い内容だったかもしれません。

 

親にとっても辛抱や忍耐が必要な時期ですが、

いつも以上に丁寧に接しようと心掛けることで、

本人が気分よく勉強できるメンタルを

持つことができると思います。

 

辛抱や忍耐と言っても、

余計な一言を言わないことや

機嫌よくいることは、慣れてしまえば

親が無駄なエネルギーを

使わなくていいということでもあります。

 

 

親が思ったことをすぐ口にしない、

相手を思いやった言動を身につけることは

受験に関してだけでなく、

親子の良好な関係にもつながります。

親子関係を良好にするために親が出来ること④
苦手なことを克服しようとするより、その子の持って生まれた良い面を見つけ・褒め・伸ばす、これが才能を開花させる秘訣です。短所というのは短絡的なものの見方にすぎないのかもしれません。ある人にとっては短所に見え、他の人からは長所と見られることだってあります。良い面に注目することは、子供にとっても親にとっても有益な方法です。

 

子供に対して穏やかに、冷静に接するには、

お母さん自身が、まず自分を愛し、自分の全てを受け入れ、

メンタルを整えることが大事だと思います。

 

自分に優しくしていたら、

子供にも優しく出来るようになります。

まず、自分の気持ちが満たされることを

優先してあげてください。

無条件の愛とは? 無条件の愛で まずは自分を満たすことが何よりも大事
無条件の愛とは?そもそも愛とは?生きやすくなるために一番大切なこと、自分をまず愛することが必要な理由について解説しています。生きづらさを感じているすべての方々へ、読んでいただけたら幸いです。

 

私は子供と気分良く接するために
まず第一に自分の睡眠を大事にしています↓
睡眠の質を改善しと身体も心も健康にする方法
睡眠に満足している方より何かしらの問題を抱えている方が多くいらっしゃいます。 睡眠の質を上げ、毎日を気持ちよく過ごせるよう、 睡眠の改善と心の関係についてまとめました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。

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