自分が子供だった頃を思い出す
はじめに
子育てで悩んでいる親御さんは世の中に
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
子育てで悩まない人なんて一人もいないかもしれませんね。
私も過去、盛大に、毎日悩んでいました。
しかし今は悩みや心配より、希望を持てるようになりました。
自分が心掛けて実践してきたことで、
良かったこと・役に立ったことを発信しようと思います。
少しでも何かお役に立てば幸いです。
子育てに悩んでいた時、かけてもらった言葉
「自分が子供だった時のことを思い出してごらん」
全国友の会・幼児教育に携わっている、
シニアの大先輩から言われた言葉です。
その後ことあるごとに、この言葉を思い出します。
・子供のことで困った時
・子供が学校で嫌なことがあると言っている時
・頼んでおいてもやってくれなくてがっかりした時 等
自分が子供の立場になって考えてみると、
「私も子供の頃、そう思ってたな~」
「学校で嫌なこと、いっぱいあったよな~」
「頼まれても忘れることだってあったな~」と
気持ちに寄り添うことができるようになりました。
そして、親にされたり言われて嫌だったことも思い出します…。
それを思い出すのは心苦しい時もありますが、
自分がされて嫌だったことは決してしない
自分が言われて嫌だったことは決して子供に言わない
と、心に誓うことができました。
うっかり思ったことがすぐ口から出そうになる時もあります。
言ってしまった時は素直に訂正し、謝ります。
大人の軽率な一言で、
子供はずっと心に傷を負うこともあります。
全然気にしないタイプの子もいますが、
HSPという特性を持つ子は特に、
気にしやすいかも知れません。 私がそうでした。
子供が言われて嫌な言葉
「〇〇ちゃん(くん)はちゃんとやってる」
人と比べる発言。
逆に、「〇〇ちゃん(くん)のお母さんの方が
家事をちゃんとやってる」なんて
言われたとしたらどうでしょうか?
だいぶショックですよね…。
自分が言われて嫌なことは
子供にも言うのをやめましょう。
「お姉ちゃん or お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」
「お姉ちゃん or お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」
姉は親にこう言われたのがとても嫌だった、と
大きくなってからずっと言っていました。
今更どうすることもできないそのことで、
申し訳ないという思いを抱えてしまっています。
姉の親に対する嫌悪感だけでなく、
姉妹の関係性にも溝を作ってしまう発言です…。
幼少期に1歳半しか年の違わない妹が
わがまま放題で迷惑を掛けてきた上に、
親まで妹の味方をしたら、
どんな気持ちになるでしょうか…。
今これを書いていて、
姉の気持ちを考えると涙が溢れます…。
生まれたのが先とか後とか、
そんなことで我慢を強いるような発言はやめましょう。
※「ちゃんと」と「しっかり」について思うこと
「ちゃんとしなさい」
「しっかりしなさい」ってよく聞くことが
あるかと思うのですが、
その解釈って人それぞれですよね。
大人が分かるように説明しなかったら、
子供が出来ないのは当然だと思うのです…。
補足:母の発言は仕方なかったことだと今は理解しています。
そうゆう発言が一般的だったり、
母の両親もその発言をしていて、
それが当たり前で育ったのだと思います。
さいごに
自分が子供だった頃を思い返すと、
子供の気持ちが理解できる。
親にして欲しかったこと、
して欲しくなかったことが分かる。
そのことから、どう接してあげれば良いのかが分かる。
「自分が子供だった時のことを思い出してごらん」
この言葉は、子育てに対する理解度を深めると共に
気持ちを楽にしてくれました。
貴重な言葉をくださった人生の大先輩に感謝しています。
相談出来る場所は探せばたくさん見つかります。
一人で悩まないで、周りの人に話してみてください。
子育ては初めてのことだらけで
大変なことが次々に起こりますよね…(泣)
それが全て自分の成長のためになった、と
子供が大きくなった今(高1&中1)は思えます。
心穏やかに接するには、
お母さん自身が、まず自分を愛し、
自分の全てを受け入れることが大事だと思います。
自分に優しくしていたら、
子供にも優しく出来るようになります。
まず、自分の気持ちが満たされることを
優先してあげてください。
補足:「必要なことは腑におちない」の話
前の記事にも書きましたが、
大事なことだと思うので今回も載せます。
尊敬している方が発信されていた言葉です↓
必要なことは腑に落ちない
「今の自分に必要なことは、
今の自分がやっていないことだから
しっくりこないのが普通。
信じられなくても、とにかくやってみること。」
という意味です。
今の現実を変えるには、
今までの価値観を入れ替えることが必要なんですね。
受け入れ難い情報も、理想に近づくために「えぃっ!」と
やってみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。