穏やかに 冷静な心で見守る
はじめに
子育てで悩んでいる親御さんは世の中に
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
子育てで悩まない人なんて一人もいないかもしれませんね。
私も過去、盛大に、毎日悩んでいました。
しかし今は悩みや心配より、
希望を持てるようになりました。
自分が心掛けて実践してきたことで、
良かったこと・役に立ったことを発信したいと思います。
少しでも何かお役に立てば幸いです。
まずは深呼吸
「え?そんなこと?」と思われたかもしれません。
しかし実際にやってみてください。効果は絶大です!
子供が何か上手くいかなくてがっかりしたり、
イライラしたり、怒りをあらわにしている時、
親に出来ることは何でしょうか。
まず、子供の状態に反応して
同じように心が揺らぎそうになるのを
深呼吸して落ち着かせてください。
どうして子供がそのような状態なのかを
冷静に考えることで、
その後どう対応したら良いかが見えてきます。
穏やかに見守る方法
そっとしておく
冷たい行為ではありません。
余計な言動で
子供の複雑になっている気持ちを助長するより、
よっぽど良い方法です。
子供が落ち込んでいたら、
あれこれ言ってあげたくなりますが、
子供なりに色々考えているはずです。
そこへ口を出してしまうと
頭の中が更に混乱してしまいます。
子供達が小さい頃、
おもちゃの取り合いでよく兄弟喧嘩をしていた時のこと。
私が止めに割って入った時と、
口を出さずに放っておいた時の
仲直りの早さを比べてみました。
すると断然放っておいた時の方が早い…(苦笑)
それからよっぽどのことがない限り、
口を出すのはやめました。
成長を促す観点から言っても、
問題が起きたら誰かが解決してくれる
という考えが植え付けられるより、
問題は当事者で解決すると
覚えた方がいいですよね。
しかも親もその方が楽です。
みんながハッピーになれる方法です。
楽な方を選びましょ♪
話したそうな時に、話を聞く
無理に話させようとはせず、
子供が話したそうな様子を見せたら、
向き合いましょう。
なるべく口を挟まずに、一旦全て聞きましょう。
人が話をしたい時、解決策を聞きたいのではなく、
気持ちを聞いて欲しいだけのことが多いです。
真面目で、人の役に立ちたいと思う良い人ほど、
「どうしたら解決するか」
「どんなアドバイスをしたらためになるか」
と考えてあげがちですが、
一度それは横に置いておきましょう。
本人は「どうしたら良いか」、
実はもうすでに自分の中に答えが出ている
場合も多いです。
それも聞いた上で、
違う意見を言ってあげたかったら
押し付けがましくせず、
参考程度に、「こんな見方もあるよ」
と伝えるだけで良いのだと思います。
決定権は親でなく、子供本人にある
それが子供の精神の自立につながります。
さいごに
「穏やかに冷静な心で見守る」って難しそうと
思われる方も多いかも知れませんが、
実はエネルギーをあまり使わなくていい、
頑張らなくていい方法だったりもします。
本心では動揺しているけど、じっくりと見守るふりをして
「私は今、楽している」
「これは時間が解決する」と
心の中で唱えているだけでも良いと思います。
「時間薬」という言葉もあるくらいです。
時間が解決してくれます。
「子供はおおらかに育てるのがいい」
と昔、子育てを終えた方から聞いたことがありました。
それが「穏やかに見守る」
ということなのかなぁと感じます。
又、子供と心穏やかに接するには、
お母さん自身が、まず自分を愛し、
自分の全てを受け入れることが大事だと思います。
自分に優しくしていたら、
子供にも優しく出来るようになります。
まず、自分の気持ちが満たされることを
優先してあげてください。
補足 :「必要なことは腑におちない」の話
他の記事にも載せていますが、
大事なことだと思うので今回も載せます。
尊敬している方が発信されていた言葉です↓
必要なことは腑に落ちない
「今の自分に必要なことは、
今の自分がやっていないことだから
しっくりこないのが普通。
信じられなくても、とにかくやってみること。」
という意味です。
今の現実を変えるには、
今までの価値観を入れ替えることが必要なんですね。
受け入れ難い情報も、理想に近づくために「えぃっ!」と
やってみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。