「インナーチャイルドの癒し」過去と向き合い生きやすさを取り戻す

Mental Health

あなたは大事な存在です

はじめに

心の悩みと向き合い、解決しようとする時、

インナーチャイルドという言葉がよく出てきます。

 

インナーチャイルドを癒すことで、

過去にあった辛い出来事と現在を切り離し、

生きやすい心を取り戻せると言われています。

 

私自身、幼少期に親や親戚から言われた心無い言葉、

存在そのものを否定するような言葉による傷を抱えたまま

大人になり、人と関わることに恐怖がありました。

 

そのことと向き合い、癒すことで

だんだんと自分らしさを出せるようになってきました。

 

今回は、インナーチャイルドとは何か、

癒すにはどうしたら良いのかをまとめたいと思います。

 

 

インナーチャイルドとは

直訳すると「内なる子ども」

幼少期の家庭環境でトラウマになった負の感情のこと。

 

人間関係に悩みを抱え、生きづらさを感じている場合、

インナーチャイルドを癒すことで

解消の手がかりが見つかりやすくなります。

 

 

インナーチャイルドの原因

幼少期~10歳くらいまでに

肉体的または精神的苦痛を受けるなど、

家族関係に問題があり、

それがトラウマとなることが原因です。

  • ネグレクト
  • 機能不全家族
  • いじめ、差別、罵声
  • 甘えたくても甘えられなかった
  • 愛されているという実感が持てなかった
  • 自分の感情や欲求を抑えざるを得なかった

等の記憶が原因になります。

 

 

インナーチャイルドの症状

  • 自己否定
  • 対人恐怖
  • 神経過敏
  • 良い子(人)を演じる
  • 人目を気にしてしまう
  • 無理をしすぎる
  • 現実逃避
  • 我慢ばかりする
  • 他人ばかり優先する
  • 人の顔色を伺う
  • 感情を抑え込む
  • 人との適切な関係を築くのが苦手

 

自己否定のくせをやめて ポジティブな心を取り戻す
人間の心はネガティブなことを多く考えるように出来ているため、無意識で自己否定してしまうことがよくあります。 しかし自己否定していてはメンタルに悪影響なのはもちろん、行動力も落ち、あらゆる面でデメリットばかりです。 自己否定をやめて、前向きになれる考え方のテクニックをご紹介します。

 

インナーチャイルドとHSP

大人から言われた言葉で

特に動じない子と敏感に受け取る子がいます。

私がその敏感に受け取るタイプ、HSPでした。

※HSP…Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)

 

HSPは持って生まれた性質で、

感受性が高く刺激に敏感なため、

生きづらさを感じることが多いと言われていますが、

他の人が気付けないことにも気付けるという特性は

独自性の高い才能とも言えます。

 

メンタリストDaiGoさんがHSPについて

多くの解説動画をYouTubeにあげてくださっています。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
その内容をまとめた記事がこちら↓
HSPの強みを知り、活かすことで心を楽にして生きる方法
HSP=生きづらいと認識されているかたが多いかもしれません。 ですが見方を変えれば独自性・希少性の高い能力を持った特性という解釈にもなります。 HSPの特性を活かし、生きやすくするための情報をまとめました。

 

幼少期、特に激しい精神的苦痛・肉体的苦痛を

受けた心当たりが無くて

インナーチャイルドの症状に思い当たる場合は

HSP気質を持っているかもしれません。

 

HSPの方がインナーチャイルドを癒すことは

とても良い効果が得られると思います。

 

HSPの方は特性に合わせた環境を選ぶことで

生きやすくなります。

HSPの性質を強みとして使う方法:環境を整える
HSPは生きづらさを抱えるという印象を持たれている方が多いと思います。 この記事では、HSPの良い側面に注目しそれを活かして生きやすくするための方法をご紹介しています。

 

 

インナーチャイルドを癒すことで得られる変化

  • 過去の囚われから解放される
  • 物事を客観的に捉えられるようになる
  • 過剰な負の感情から解放される
  • 自分の思考・行動パターンが理解できる
  • 自分の本当の感情を表現できるようになる
  • 自分を認め、自分らしく生きられるようになる

 

長く持ち続けた感情をすぐ変えることは

難しいかもしれません。

少しづつ徐々に解放していきましょう。

 

インナーチャイルドを癒す方法

幼少期の辛かったこと、その時の感情を思い出す。

傷ついた事実を認める。

 

「辛かったね、感じた感情は間違ってないよ」

「でももう大丈夫だよ」

 

と当時の自分に声をかけてあげる。

 

怒りの感情が出てきたら、全て書き出すと良いです。

 

書くことで頭の中で繰り返し考えてしまうのを

止めやすくなります。

 

自分自身で癒す他に、心理カウンセリングやヒーリングを

受けることもおすすめです。

 

一人では気付けない問題点を発見し、

解決へと導いてくれます。

 

 

さいごに

心の問題を解決する糸口として、

インナーチャイルドの癒しは

多くの方に必要だと言われています。

 

多かれ少なかれ、

インナーチャイルドの負の感情は

ほとんどの方の心の奥底にあるそうです。

 

幼少期に受けた心の傷と向き合う時には、

精神的苦痛を再び味わうことになるかもしれませんが、

ずっと抱えたままで生きていくより、

気付けた時に改善していくことで

その後の人生を気分良く生き始められます。

 

向き合う覚悟を決めたら、そのあとは回復が待っています。

 

ありのままの自分を受け入れ、

一度きりの人生を自分らしく生きられるように

心の中のインナーチャイルドを癒してあげましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。

 

 

多くの人が “自分を愛して”
自分の生きたい人生を生きられるよう
伝えたいメッセージをつづっています↓