世界を知る 価値観が広がる
星野道夫さんについて
1952年~1996年 千葉県市川市生まれ。写真家。
アラスカの野生動物、自然、人々を撮影。
厳しい自然の中で動物が生きる姿、
人間の生活、命の尊さを綴ったエッセイも執筆。
著書に『アラスカ 光と風』(1986年)
『旅をする木』(1994年)など。
1968年 慶應義塾高等学校日吉校入学
1969年 16歳の夏、約2ヶ月間、
ひとりアメリカでヒッチハイクの旅をする
1976年 慶應義塾大学経済学部卒業 写真家助手を務める
1978年 アラスカ大学野生動物管理学部入学
1986年 写真集「グリズリー」でアニマ賞受賞
1990年 木村伊兵衛写真賞を受賞
1996年 カムチャツカ半島にてヒグマの事故により急逝
1999年 日本写真協会賞・特別賞受賞
2004年 市川市より名誉市民の称号を贈られる
星野道夫さんの残した言葉
世界の広さを知ったことは、
自分を解放し、
気持ちをホッとさせた。
ぼくが暮らしているここだけが世界ではない。
さまざまな人びとが、
それぞれの価値観をもち、
遠い異国で自分と同じ一生を生きている。
つまり、その旅は、自分が育ち、
今生きている世界を
相対化してみる目を初めて与えてくれたのだ。
この言葉を読んで、何を感じますか。
人それぞれ、自分に照らし合わせ
思うことがあるのではないでしょうか。
私は2つのことを思い浮かべました。
1つは、子供の頃から今までもずっと
自分と似たような考えの人が、
周りにはいないような気がして
長年悩んできたけど、
本やYouTubeなどを通して
広い世の中に視野を広げれば、
少なからず同じような
考え方・性格の人が存在する
だから周りの人と違っても自分を否定することはない
そう思いました。
2つ目は
オンライン英会話を通して海外の先生と出会い、
海外での暮らしについて教えてもらったこと。
ミンダナオ島の先生は、電気の供給も安定しない中で
日本人を相手にレッスンをしてくれている…
停電になったら、自分のせいではないのに
ペナルティを払わなければならないそうです…。
また、掃除機も洗濯機も
もちろん電子レンジもない暮らしをしていると聞いて
とても驚きました。
他の先生は、日本に旅行に来た際の印象を
「道路がきれいだった」
「見知らぬ人に親切にしてもらったのが
嬉しかった」と話してくれました。
また、治安が悪いため、小学校の送り迎えは親が同伴、
公園はないし、危なくて外で遊べないそうです。
それらを知り、
日本に生まれて安全に暮らせること、
便利なものに囲まれて生きられることは
ありがたいことなんだと感じました。
日々当たり前だと思っていることが
世界を見たら、当たり前ではない
無数の価値観があり
それぞれの人生を生きている
比べて優劣をつけるのではなく、
違いがあっても互いに尊重しあい
争わず、助け合う社会になって欲しいと思います。
日本にいて
普通に暮らしているだけでは気付かないことを
外国の方から気付かせてもらったのは
私にとって、とても大きなギフトでした。
星野道夫さんの名言
「僕らの人生というのは
やはり限られた時間しかない。
本当に好きなことを思いきりするというのは、
すごく素晴らしいことだと思います」
「怖くて逃げるか、怖くて襲うか、
どちらかです」
「本当にやりたいと強く思うことは
ときとして勇気を生む」
やりたいことをやれるって、
とても恵まれていると思います。
やりたいことをやっている人を
羨むだけで行動しないのはもったいない。
周りが何て言うか
周りにどう思われるか
失敗が怖い
批判が怖い
そのようなことがやらない理由だったら、
捨ててみませんか。
一度きりの人生、
「やりたいのにやれない」と思うことがあったら、
なぜできないのか
どうしたらできるようになるのか
今日からできる小さな行動はなんだろう
と考えてみるのが現実を動かす第一歩です。
夢に到達できなくても、
思うようにいかなくても
そこへ向かった勇気やプロセスは
自分に自信や力を与えてくれます。
いろいろな気付きを与えてくれた
星野道夫さんの言葉に感謝しています✨
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。