苦手は克服しなくたっていい
はじめに
前回、「才能を見つけるための10+αの質問」について書きました。
伸ばしたい才能を見つける一方、
「やらない方が自分のためになる」ことを
明確にすることも重要だと思いました。
やるべきことを決めるにはやらないことを決めるのが
大事というお話もよく耳にします。
そこで今回は
「苦手なことを見つけるための10+αの質問」を
取り上げてみたいと思います。
苦手なことを見つけるための質問
1、どのような状況で苛立ちを感じることが多いですか?
2、どのような状況でモチベーションが下がる傾向がありますか?
3、過去の経験や挑戦の中で、特に苦戦したり成果を出しにくかったと感じたことは何ですか?
4、周囲の人々が得意としている分野やスキルに比べて、苦手だと感じることは何ですか?
5、避けがちな活動や課題は何ですか?それらにどのような抵抗を感じますか?
6、日常生活や仕事で、苦手なタスクは何ですか?
7、他の人から注意や指摘をされることは何ですか?
8、苦手なことに取り組む際に、どのような困難や障害が予想されると思いますか?
9、苦手なことに取り組む際に、どのような感情や思考を抱きますか?
10、成長や進歩のために、避けて通れないと感じる苦手なことは何ですか?
+α
自分が苦手とすることに取り組むことで、
将来的にどのようなメリットや
効果が得られると思いますか?
苦手なことでも自分の将来や目的に必要なことであれば、
取り組んで努力することは無駄になりません。
努力の過程で培う経験や知識は大切な財産となります。
苦手でやりたくないことはやっても伸びない可能性が高いので
やらないほうが良いと思いますが、
苦手だけど自分のためになりそう、挑戦したいと
思うことがあれば、チャレンジしてみるのが
良いと思います。
さいごに
これらの質問を通じて、
自分自身が苦手と感じる活動や課題を
特定する手助けになるのではないでしょうか。
苦手なことを克服するのには時間がかかります。
しかも克服できても得意になることは稀です。
得意なことを伸ばす方が才能を活かしやすいです。
どうしても克服しないと
自分の目標を達成出来ないと感じる場合は
取り組む価値がありますが、
そうではない場合、そこに時間を取られるのは
勿体無いかもしれません。
苦手なことをしなくても済む方法を考えたり、
得意な人に任せるのも良い方法です。
様々なことにチャレンジするのは決して無駄にはなりませんが、
どうしても避けたい苦手なことを把握しておくのは、
毎日を気分良く過ごすために有効な手段だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。