自分自身を大切にする・慈しむ
はじめに
皆さんは普段、自分を大切にされていますか?
「やることに追われてそんなこと考えたこともない」
「日々の生活に精一杯でそんな余裕ない」
もしくは「周りの人を優先して、自分のことは後回し」
という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ではいつになったら自分を大切にするのでしょう。
いつになっても自分の番が来ない…と
自分の心がすねてしまう前に、
一度立ち止まって、そんな生き方を見直してみませんか?
今回は自分自身を大切にする方法、
セルフコンパッションについてまとめたいと思います。
セルフコンパッションとは?
「自分への慈しみ」他者を思いやるように
自分自身を大切に思うこと
思わしくない状況でも前向きな気持ちを持ち続けられる
心理状態やその方法のこと。
「compassion」…深い同情と助けようという気持ち
セルフコンパッションのメリット
- 感情のコントロールができるようになる
- ストレス軽減
- 自己肯定感アップ
- 他者への理解ができるようになる
- 幸福感アップ
- 行動力アップ
- ポジティブになれる
- 心に余裕が生まれる
- 身体と心が健康になる
セルフコンパッションを高めるための方法
1、考えを紙に書き出す
思い浮かんだことを全て紙に書き出し、
頭の中の考えをアウトプットします。
可視化することで自分の考えを
客観的に見ることが出来ます。
考えを整理したり、もう考えなくてもいい事だ
と分かることもあるでしょう。
習慣化するにはノートに毎日書ける分だけを
書くことがオススメです。
日記を毎日付けると意気込むより、
少しだけでもOK、
感情のアウトプットをして心を楽にする、
というスタンスでいるのが続けるコツだと思います。
2、いざという時に助けになる言葉を準備しておく
辛い状況に直面した時、気持ちが落ち込んだ時に
思い出すとホッとする言葉、
気持ちが楽になるような言葉を
メモしたり、スマホに入れておきます。
他人の言動により自分の考えが揺さぶられた時、
自分軸を取り戻せる言葉を用意しておくといいですね。
3、瞑想
瞑想と聞くと、ちょっと難しそうと思われる方も
多いかもしれませんが、実は簡単です。
基本的には「静かな場所で、
自分の呼吸に意識を向ける」だけです。
長くやらなくても大丈夫です。
ほんの数分、数呼吸だけでも効果はあります。
YouTubeには誘導瞑想用の音源もたくさんあります。
情報過多の現代、情報を一時的にシャットアウトして
「無」になる時間は心身の健康を保つのにとても重要です。
セルフコンパッションの重要な要素
悩んでいる時、
「自分がこんなだからいけないんだ」とか
「もっと過去にこうしていれば良かったのに」などと、
更に自分を苦しめるような考えが
湧き上がってくることがありませんか?
冷静に考えると、その考えは何の助けにもならない
ことが分かります。
次のことを普段から心に留めて、辛い時に思い出すと、
その状況から抜け出しやすくなります。
1、自分への優しさ
まず自分を大切にすること、
無条件に自分に優しくしましょう。
2、悩みを抱えているのは自分だけじゃないと知る
同じような悩みを抱えている人は
世の中にたくさんいることを知る。
「自分だけじゃない」と思うことで、
気持ちが少し楽になることもあると思います。
ネットやYouTubeで悩みを解決するための情報も
簡単に見られる時代です。
自分に合った情報を上手に活用しましょう。
健さんのアドバイスで、
相談者さんが希望を見出していくのを感じます。
3、事実をありのままに受け止める
まだ起きてもいない不安を生み出さない、想像しない。
不安なことが現実に起きそうなら、
それに対して備えられることは何か、解決策を考える。
事実を事実として受け止め、
過去の後悔や未来の心配にばかり
思いを馳せないようにしましょう。
さいごに
脳には思いと行動を一致させようとする機能があります。
「自分に優しくしよう」と心の中で唱え、
意識しているだけでも少しづつ行動が伴ってきます。
自分を一番守れるのは自分です。
自分を一番助けられるのは自分です。
そんな世界で一番大切な人、
“自分自身”を大切にしてあげましょう。
自分が尊重されている存在だと認識することで、
(自分からの尊重で全然OK!)
行動力も増し、人生を楽しめるようになっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か少しでも気付きやヒントになれば幸いです。